※当記事は 借入や投資を勧めるものではありません。また、当記事を参考に担保割れによる強制売却が発生した場合でも責任は負いかねます。ご利用は計画的に。
◆野村webローンとは
野村webローンとは野村信託銀行が提供している有価証券を担保に年利1.5%で借入することができる、証券担保ローンです。
※2019年9月16日現在
・利用するには
1.まず野村信託銀行を利用するのにはまず、野村証券口座が必須となります。野村證券の口座を持っていないとご利用できないので注意してください。
2.野村證券口座登録及び、オンラインサービス契約後、野村証券のメニューから「野村信託銀行 貯金・ローン」メニューから野村信託銀行の口座開設の申請を行います。
3.野村信託銀行口座開設後、野村信託銀行のメニューからローンの項目で契約申請をして審査が通れば野村webローンを使用することができるようになります。
4.最後に野村證券で保有している有価証券を担保に設定をすれば証券担保ローンがご利用できます。
※各証券等の担保掛目は下記参照
主な担保対象有価証券等の種類と担保掛目
※外国証券(外国株式、外国債券、外国投資信託等)は担保の対象とはなりません。※当社の判断で個別銘柄について担保不適格とする場合があります。個別銘柄の担保適否につきましては、野村證券のお取引店または野村信託銀行お問い合わせ専用ダイヤルにお問い合わせください。
- ※NISA口座にお預け入れの有価証券は、銘柄の如何にかかわらず、担保の対象とはなりません。
- ※「野村のラップ口座(野村ファンドラップ・野村SMA等)」の担保設定のお申込みには専用の書面が必要です。お申込書は野村證券お取引店にご用意しております。
- ※「野村のラップ口座」の担保設定の手続きには、お申込みいただいてから10営業日程度の日数がかかる場合があります。
・担保設定する際、株式であれば全て担保に設定できるわけではないので注意してください。
※野村信託銀行でご利用できる担保対象銘柄
https://www.nomura-trust.co.jp/hbank/pdf/tanpolist.pdf
・ご利用の際は野村信託銀行の担保対象銘柄かよく確認してから株の売買や、移管をしてください。野村証券は現在他の証券口座に移管するには手数料が掛かりますので注意が必要です。
◆野村webローンの特徴
・メリット
1.野村webローンは証券担保ローンということで、消費者金融などの総量規制には影響されず年収の3分の1以上の借入も利用可能。最低10万から1億まで借入できる。
2.金利1.5%と非常に低い金利。(2019年9月16日現在)
3.毎月の返済額は0円。返済可能な時にいつでも返済可能。毎月返済用のお金を準備しなくて済みます。金利の利息分も借入額に上乗せされるため、毎月返済の必要なし。
4.野村信託銀行からの出金手数料10回無料。
・デメリット
1.株式などを担保にしているため、株価が下落すると担保を維持できず、担保割れをすると強制的に売却される恐れがある。
2.まず利用するには掛目50%の株式であれば最低100万分の担保がなければ最低の10万分の借入もすることができない。投資初心者で投資金額が少ないと利用できない。
3.他の証券担保ローンを提供している所(例:コムスタックローン)と比較したとき、担保対象銘柄が少ない。
4.担保の設定は前営業日の20時までに設定・解除を行わないと次の営業日までに担保設定が反映されない。
(例:担保設定済みのものを売却する場合は前営業日の19日時までに担保を解除しないと売却できない)
※借入にあたってのご確認・ご同意事項
本ローンのお借入のお申込みの際は、事前に商品概要説明書および《野村Webローン》約款(銀行取引共通約款(銀行代理店用)のうち、関係するものを含みます)をご一読いただき、商品性およびご契約内容をご理解いただいた上で、下記1.~6.の内容についてご同意いただきますようお願い申し上げます。
- 本ローンによる借入が、野村證券での有価証券等の売買を条件とするものではないこと。
- 野村證券から本ローンの借入を条件とする有価証券等の売買の勧誘を受けていないこと。
- 本ローンの借入金を野村證券が取り扱う保険商品の契約資金、募集・売出し有価証券の購入資金に利用しないこと。
- 野村證券から投資一任契約に関して、野村信託銀行のローンの利用の勧誘を受けていないこと。本ローンの借入金を野村證券の投資一任契約の契約資金等として利用しないこと。
- 本ローンの借入金を事業性の目的(開業資金、設備投資資金、運転資金等)では利用しないこと。
- 《野村Webローン》約款第11条の2 (1)または(2)における反社会的勢力ではないこと。
・お借入れ可能額のうち最低10万円分を入力しご利用目的を選択し、確認事項に同意すれば借入することができます。
◆まとめ
野村webローンは金利1.5%と私の属性で消費者金曜などから借りた場合と比較した場合、破格の低金利でお金を借りることができるので、借入金の返済などに充てています。
普段から利用しなくても契約だけしておけば、私みたいに少ないお給料で必要経費以外全額投資にお金を入れてる人など、いざ現金が必要になった場合でも低金利で利用できます。
最期に...
あと、多分野村信託銀行で借りたお金で、野村証券で株式を買ってその証券を担保に入れてまたその担保で借入などやろうと思えばできますが、バレた場合契約の解除だけではく借入の一括返済を求められたり、返済ができない場合は保有証券の売却を強制的にされる可能性もあると思うので、利用規約をしっかり読んで、担保不足に陥らないよう余裕を持った利用をした方がよいでしょう。
配当利回り5%の金融商品があったとして、税引き後4%だから4%-1.5%で2.5%利ざやがあるとか絶対に考えるなよ、絶対にだ。
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